G8サミット市民フォーラム北海道への呼びかけ


2008年7月、北海道の洞爺湖でG8サミット(主要国首脳会議)が開かれます。首脳会議の開催地となった北海道でも、温暖化をはじめとする環境問題や貧困、平和など、私たち市民にとって重要な課題が議論され、北海道が世界から注目されるこの機会を、最大限に生かせるような取り組みをしたいと考えています。
環境や平和、人権、貧困、開発などの問題を解決するために北海道の各地域で活動するNPO・NGO、あるいはさまざまな団体・個人一人ひとりがゆるやかにつながりながら、力を出し合うために、G8サミット市民フォーラム北海道を結成します。
サミットを市民に開かれたものにしていくために、そして、私たちの知恵と力と経験を出し合い、地球の未来、そして北海道という島の未来を考えるためにも、ぜひ、皆さんのご参加をお願いします。

市民フォーラムの目的


  1. G8サミットを市民に開かれたものにする
     G8サミットでは、世界の貧困や気候変動、平和・人権など、私たち市民と深くつながる問題が議論されます。首脳同士の議論に私たちが参加することは不可能ですが、これまで開かれてきた国連主催の世界会議(地球環境サミットや社会開発サミットなど)では政府間会議と並行してNGO会議が開かれ、各国政府と市民社会の対話が行なわれてきました。G8サミットにおいても、世界の市民社会との対話を行ない、市民に開かれたサミットにするよう働きかけたいと思います。
  2. 北海道(アイヌモシリ)の問題をグローバルな視点で討議する
     G8サミットが私たちの住む北海道で開かれることをきっかけに、サミットで議論されるグローバルな問題と私たちの身近な問題をつなげて考えます。「地球規模で考え、地域で行動する」ということばがあります。私たちは、G8サミットに関わりながら、このことばを実行していきます。例えば、夕張の経済破綻と途上国の対外債務問題を重ねて考える、アイヌ民族の先住権のことを考えるなど、多様な視点からサミットを考える場を作っていきます。サミットのために使われる莫大な税金を無駄遣いにしないために、外国のメディアや市民が北海道を訪ねるチャンスを最大限に生かすために、サミットを使いましょう。
  3. 北海道内のNGO・NPOが一緒に活動し、「市民の声」をサミットに反映させる
     G8サミットを「市民に開かれたものにする」ことは、私たち市民がこれまでの活動の中で蓄えてきた知識や経験を共有し、それを生かすための重要なプロセスです。そのためには、私たち北海道に住む市民が、まずお互いにつながりあえる、ゆるやかなネットワークをつくらなければなりません。そのネットワークが、この市民フォーラムです。
    日本や世界の市民と協力し、「市民社会」としての声を各国政府や世界に向けて発信するための活動をしましょう。

呼びかけ人


秋山孝二(秋山記念生命科学振興財団)、市川利美(ナキウサギふぁんくらぶ)、岡崎朱実(環境活動コンソーシアムえこらぼ)、押谷一(酪農学園大学)、小野有五(北海道大学)、加藤知美(さっぽろ村コミュニティ工房)、草野竹史(環境NGO ezorock)、越田清和(ほっかいどうピースネット)、佐藤隆(NPO推進北海道会議)、杉山さかゑ(北海道グリーンファンド)、鈴木亨(北海道グリーンファンド)、田口晃(北海学園大学、NPO推進北海道会議)、都築仁美(さっぽろ自由学校「遊」)、中島洋(シアター・キノ)、箱山冨美子(藤女子大学)、東龍夫(環境カウンセラー)、宮内泰介(北海道大学)、結城幸司(アイヌアートプロジェクト)